2020年06月22日何とか維持
昨日「今のANA・JAL株主優待券の買取価格はまだこれから下値の可能性は十分あるように思えます。
今日は1日動かずに踏みとどまってくれるといいのですが・・・」と書きましたが、昨日から今日にかけてはほぼ買取価格は変わっていません。
一部のサイトが下げただけで、個別の事情と考えた方がいいような気がします。
でもANA株主優待券・JAL株主優待券共に買取価格はこの1週間で下がってきていますし、今後も傾向的は下げ方向のような気がします。
今の価格の特徴は5月に発行された最新券とそれ以外の優待券の買取価格の差です。
例年でしたら、まだ有効期限もたっぷりあるこの時期は50円程度、大きくても100円の差額が普通でした。
それが週末には200円程度の差が普通で、週明けの本日は300円差という買取りサイトも出てきています。
このANA・JAL株主優待券の新旧での買取価格差が何を意味するのかは、申し訳ありませんがわかりません。
何か意図があるのか、たまたまそうなったのか?
ANA・JAL株主優待券共に最新券はしばらく価格を維持するのかもしれません。
そんな先行きの読めない状態ですが、ANAが11月末までの株主優待券の期限をJALのように延長するのかどうかが、今週の注目ポイントです。
2020年06月21日今日のANA・JAL株主優待券価格は?
ここしばらくANA・JAL株主優待券の買取価格が下がり続けているので、本日は日曜日ですが注目しています。
本来、日曜日はあまりANA・JAL株主優待券の買取価格は動きません。
恐らく買取りサイトの運営先の多くが定休日だったり、価格を決める担当者が休みだったりするからではないかと思います。
ちなみに「航空株優★買取りターミナル」も日曜日にANA株主優待券・JAL株主優待券の買取価格を変更することはかなりまれです。
反対に日曜日に価格を変更するということは、月曜日を待っていずにそれだけ早く対応する理由があるからとも言えます。
県境をまたぐ移動自粛要請が解除された初の週末ですが、飛行機の需要がどう回復するかがカギになってくると思います。
報道では近距離も含めた移動すべての話が多いため、飛行機だけ切り取った本当のところはよくわかりません。
ANA全日空・JAL日本航空共に7月の運航が当初計画の半分位というところから見ると、まだまだ回復には時間がかかりそうで、そう考えると今のANA・JAL株主優待券の買取価格はまだこれから下値の可能性は十分あるように思えます。
今日は1日動かずに踏みとどまってくれるといいのですが・・・
2020年06月21日JAL社員に一律15万円至急
日本航空が7月初めに、ほぼ全社員に対して1人15万円程度の特別支援金を支給するそうです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で業績が悪化したため夏季賞与は前年から半減為、社員を鼓舞する目的とのことです。
特別支援金は在宅勤務の通信環境の整備費用として、また厳しい状況を乗り越えるため会社としての思いだそうです。
夏季賞与は業績悪化の為基本給の1カ月分で、平成23年以来の低水準です。
ANAも夏季賞与は昨年の半額で交渉中だそうです。
社員の方のモチベーション確保は、サービスの質の維持などにも影響もするので必要なことかと思います。
でもボーナスを減らして、別途特別支援金15万円を支給するのであれば、最初から15万円ボーナスを多くするのと何か違いがあるのでしょうか?
それとJALが平成23年以来の支給水準であるほどの実績であれば、やはり株主優待券もかなり使われていないことになるので、直接ではありませんがANA・JAL株主優待券の買取価格の変動を読むのにも参考になるかもしれません。
2020年06月20日今日もやや下がっています
先週後半からANA・JAL株主優待券の買取価格が下がりはじめています。
最初は微妙な動きでしたが18日(木)にはかなりはっきりとした下げ方向の動きが見られ、それが19日(金)と本日も続いています。
結果的には微妙な動きも含め、ANA・JAL株主優待券の買取価格は1週間連続で下がっていることになります。
ちなみに昨日、2019年12月1日から2020年11月30日ご搭乗分までと書いてあるパープルのJAL株主優待券の期限延長が発表されたことと本日の下げは関係はないと思います。
むしろ価格の設定とかを見ていると、期限延長をまだ気が付いていない買取りサイトが大半ではないかとも思います。
今後についてですが、以前からこの買取り日記で書いている通りで弱気が続くと考えています。
買取価格は下がっていますが、ANA・JAL株主優待券が送られてくる枚数も減っているわけではありません。
どちらかというとやや増えているくらいです。
ANA・JAL株主優待券をお売りになる方も、どうもこの買取り価格が適正と思われ始めているような感じもします。
その為、下がり始めた状況をみて今後更に下がるよりはここで売っておこうと思う方がでてきているようです。
他の買取りサイトでも同様の状況であれば、買取価格はしばらく弱気の状況が続くのではないでしょうか?
2020年06月20日驚きJAL優待券期限延長
昨日、JAL株主割引券(株主優待券)の期限延長が発表されました。
今回延長になったの券面に、2019年12月1日から2020年11月30日ご搭乗分までと書いてあるパープルのJAL株主優待券です。
延長理由は「新型コロナウィルス感染症拡大防止のための外出自粛などの環境変化への対応として」ということです。
内容よりも驚いたのが発表のタイミングです。
まだ使用が始まって半月あまり、11月末まで時間はたっぷりあります。
9月位にリリースされてもいいような気がします。
前回は4月30日で期限切れの1か月間だったことを考えると驚きの早さです。
このタイミングで発表する何か深い意味でもあるのでしょうか?
こうなってくるとANA株主優待番号ご案内書(株主優待券)も延長になるのかが気になります。
前回はANAが先行して発表のあと、数日でJALが発表しました。
となると来週あたりにANAも発表の可能性があるような気がします。
今のところどちらになっても、JAL・ANA株主優待券の買取価格などにはすぐには影響はないと思います。
ただ11月に次の優待券が発行された時は、使える量がかなり多くなるので買取価格は更に下がるのではないかとも思います。
まずは来週ANAから発表があるかどうかに注目したいと思います。
2020年06月19日7月の減便が発表
今日から都道府県をまたぐ移動自粛の緩和ですが、ANA・JALは国内線の航空需要が徐々に回復すると予測しているようで、それにあわせて運航便数がプレスリリースされました。
JAL日本航空は7月1日(水)から7月16日(木)までは、当初の計画の50%以上の運航で減便数は、94路線6,356便です。
ANA全日空は2020年7月1日(水)から7月31日(金)までの運行計画が明らかになり122路線24,134便の当初計画のところ、11,907便を運航、減便は109路線、12,227便です。
JALは7月前半のみ、ANAは7月1カ月間と期間は違いますがどちらも50%前後の運行で、JALの方が運航再開が多くなっています。
この数字を見られていかがですか?
7月も運行は半分です。
昨年の搭乗率がANAは約67%、JALが71%超ですから、当初計画の便数や座席数が同じとすると、ANA・JAL共に満席でも昨年実績には到底及びません。
今のところどんなに良くても昨年の6割程度なのではないでしょうか?
となるとやはり今のANA株主優待券買取り価格もJAL株主優待券買取価格も、実勢を考えるとまだまだ高値圏のような気がします。
この発表を受けてすぐにANA・JAL株主優待券価格が動くわけではありませんが、将来的な値動きの参考にはなると思います。
2020年06月19日今日から解除
本日から県境をまたぐ移動の自粛が解除されました。
早速ANA・JAL株主優待券で利用された方もいるのでしょうか?
今朝テレビで羽田空港から中継もしていました。
ところでテレビやマスコミの情報はどれくらい信用できるのでしょうか?
今日の中継ではいくつか疑問に感じる場面がありました。
まず4月29日と今朝の空港内の画像を映して、かなり利用客も戻ってきている印象ですとレポートしていました。
確かに写真を比較すると多くなってはいますが、普段の同時刻に比べるとまだまだといった感じです。
更に石垣や宮古方面は満席とのリポートもありました。
自粛解除とはいえ平日なのにすぐ満席なのも不自然かと思いANA・JALのホームページを見てみました。
石垣はANAは1便欠航でもう1便は余裕あり、JALは1便は出発済で未確認でもう1便は余裕あり、宮古はANAが余裕ありでした。
明日のJALの石垣便は残席は少ないので、出発済で未確認の本日の便は満席の可能性はありますが、リポートの印象とはずいぶん違うような感じです。
どうも「県境をまたぐ移動の自粛が解除」が飛行機の利用客が増えたことにつながったと伝えたい意図があるような感じです。
ANA・JAL株主優待券のご利用も、少しづつですが確実に増えてはきています。
でも、本格的な回復はもう少し時間がかかるのではないでしょうか?
昨日の夜に、JAL・ANA株主優待券の買取価格も全体的に1段落ちており、このことからもまだ需要回復には至っていないような気がします。
2020年06月18日ANA・JAL株主優待券に価格下げの動きか?
先週金曜日にANA・JAL株主優待券の買取価格が下がるかもと書きました。
その後、非常に微妙ながら毎日下げていました。
昨日には動きが余りに微妙なので「迷いながら、たまたま下がっているといったところでしょうか?」と今後もそんなに大きな動きがないかもしれないと書いていましたが、本日はこの1週間では一番はっきりとした動きかありました。
ANA・JAL株主優待券の買取価格を下げたサイト数も下げ幅も、本日はかなり明確な感じです。
ただ、まだこの動きは限定的で広い範囲に波及しているわけではありません。
先週後半に申し上げた動きが遅れて始まったのか、一時的なものなのかはまだ判断できません。
明日から県境をまたぐ移動の自粛要請も明日から解除されますが、これもどう影響してくるのか?
金曜日からの週末の動きに合わせて対応していこうと思います。
他のサイトのANA・JAL株主優待券の買取価格の動きとは全く関係ありませんが、この後JAL株主優待券の買取価格を下げます。
単純にJAL株主優待券の在庫が増えてきたからです。
この価格変更後はANA株主優待券よりJAL株主優待券買取価格の方が安くなります。
記憶の限りでは何年もJALの方がANA株主優待券より価格が高かったので、非常に珍しい状況です。
2020年06月17日今週のJAL・ANA株主優待券の値動きを見て
水曜日までのJAL・ANA株主優待券買取価格の動きを注視してきましたが、何とも言えない結果になってきました。
昨日もANA・JAL株主優待券の買取価格を下げるところが優勢でしたが、これが今の流れというにはまだまだほど遠い状況と言うしかありません。
迷いながら、たまたま下がっているといったところでしょうか?
ANAもJALも株主優待券を購入される方は、先週や先々週に比べると増えてはいます。
でも現状の増え方では、今までの販売不振を挽回してANA・JAL株主優待券の買取価格を押し上げるほどではありません。
むしろ下がる方が普通だと思います。
今週末から県をまたいだ移動も通常に戻ります。
ただそれでも飛行機についてはまだかなりの減便状態で、ほぼ回復するのは来月後半ではないかと思います。
一部エリアを除く緊急事態宣言解除→全エリアの緊急事態解除→県をまたぐ移動の活発化→飛行機の減便解消 と段階的に障害がなくなっていくので、現状がどうなっているかより次の段階への期待でANA・JAL株主優待券の価格が底堅くなっているような気がします。
本当にそうなればいいのですが・・・
現在滞留している優待券在庫を解消する位の大きな需要変化を期待します。
2020年06月16日グラフを更新しましたが
ANA株主優待券・JAL株主優待券の買取価格推移のデータを先ほど更新しました。
最大で過去3年間の買取価格の推移がグラフでも確認いただけます。
このグラフはJAL/ANA株主優待券の買取価格は季節的な要因でも変動することがあるため、これから価格がどちらの方向に動きやすいかの参考にしていただくために掲載しております。
ただ、何度か書きましたが今年に限っては新型コロナウィルスという、非常に強力で突発的な出来事の影響を受けていますので、あまり参考にならない可能性があります。
過去データはあくまで経験をなぞっているだけで、未経験の領域に対しては無力であることも多いことをご理解いただき、あくまで参考の1つとしてご参照ください。